PCの起動トラブルと対処法

更新日:2020年07月29日
PCの起動トラブルと対処法
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パソコンのトラブルとして厄介なのは起動トラブルです。起動途中で画面が止まってしまう、あるいは全く画面が映らないといった状況になると初心者には大変苦しい状況になります。そこで今回は、ありがちな起動トラブルの種類とその対策、及び各種エラーコードについて簡単に解説していきます。
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目次

症状別のトラブルシューティング

最初にチェック

まずは初歩的なことですが電源ケーブルがしっかり接続されているかを確認してください。接続先のコンセントが経年劣化で緩んでいたり、接続に延長ケーブルや分岐ハブを利用している場合も同様に確認が大事です。

次は電源が入るかどうかの確認ですが、起動していればファンが回る音とドライブのカリカリ音が聞こえるのですぐにわかると思います。視覚的には電源のパワーランプがちゃんと点灯しているかどうかを見ればわかります。

もし液晶に異常を感じる場合は別のモニターやテレビに接続してみましょう。パソコンの外部接続にはVGAやHDMIというケーブルを使うのがメジャーですが、テレビの場合はHDMIしか入力端子がない可能性があるので注意してください。モニターは1万円くらいから、HDMIケーブルは1,000円くらいから購入可能です。

▲左がVGA、右がHDMIケーブル

電源が入らない場合

上記の項目を確認した上で電源が入らない場合は部品トラブルの可能性があります。この場合どの部品に異常があるのか確認するのは難しいですが、想定されるのはマザーボードや電源ユニットの故障です。特に現時点から3,4年前に購入したモデルであれば寿命の可能性があります。安易に分解したりすると取り返しの付かない事になりかねないため、素直に専門の業者や修理店に相談することをおすすめします。
マザーボードを交換したい方は「マザーボードを交換したい方へ!手順や注意点をご説明!」をご覧ください。

 

電源は入るが画面が表示されない

もし電源が入るのに画面が表示されない場合、想定されるのはマザーボードやメモリ、ビデオカードの不具合です。CPUファンが回転している場合はマザーボードのトラブルが多く、そういった場合はBIOSの初期化が推奨されます。BIOSというのはパソコンの全体的な設定を行う管理機能のことで、大抵の不具合はこのBIOSという設定から解決することが可能です。BIOS画面への行き方は、機種によって多少の違いはありますがパソコンの電源を入れた瞬間からF8キーを押しっぱなしにしていることが条件です。しかし、画面に何も映らない場合の対処は非常に専門的な知識が必要なので、知識に自信がない方は修理に出すのが賢明です。また、パソコンの画面トラブルにおいて「画面が黒い」というワードがよく出てきますが、これについては下記で解説します。

 

PCメーカーのロゴが表示される

起動時にメーカーのロゴが表示された後にそのまま止まってしまう場合は、HDDかWindowsのOSデータの不具合の可能性が高いので、この場合は確認も解決も比較的容易となります。まずはメモリやHDDを接続し直してみて正常にWindowsが起動するか確認してみましょう。また、ノートパソコンだと分解不可能なものがあるので注意してください。
(※取り外しや接続方法については取扱説明書をよく読んでから行って下さい)

次の確認ですが、正常に起動できなくてもセーフモードなら起動できる場合があるのでそれを試しましょう。Windows7の場合は起動時にF8を連打していれば「詳細ブート オプション」が表示されるのでセーフモードを選択します。Windows10の場合は電源長押しの強制終了を3回繰り返すと自動修復モードで起動する仕様なので、それを利用します。これはパソコンの寿命を縮める行為なので、緊急時以外はなるべく避けた方がよいでしょう。セーフモードで起動後はフリーソフトや各種管理設定でHDDの状態をチェックすることが可能です。また、故障の原因がHDDの物理的な不具合だと判明した場合は早めに交換しましょう。HDDの交換方法については「HDD(ハードディスク)交換の方法を分かりやすく記載します」をご覧ください。
完全に接続エラーでHDDにアクセスできない場合を除けば、データの救出も十分可能です。末期のHDDはいつ完全に機能停止するかわからないので、まだ動いているうちが勝負です。自信のない方は修理店にてデータ救出を依頼しましょう。

パソコンのPOST画面(起動時に出てくる黒背景でOSのチェック事項がマシン語で並ぶ画面)で止まってしまう場合ですが、この場合もBIOSの初期化が推奨されます。先程と同様に電源を入れた瞬間からF8を押しっぱなしにしていればBIOS設定へ行けるはずです(機種によってBIOS設定への行きかたは異なる場合があります)。パソコンが黒い画面で停止してしまう時のより詳しい対処法は「パソコンが黒い画面で停止!Windowsの起動トラブル対処方法」をご覧ください。

▲BIOSは各機種やメーカーによって起動方法が異なるため、事前に説明書などで確認しておきましょう。

Windowsロゴが表示される

メーカーロゴでストップする場合とほぼ同様の原因(HDDやOSの不具合)が考えられます。トラブル件数としてはメーカーロゴ画面でストップするよりもWindowsロゴ画面でストップする方が多いです。これらの症状は異なりますが、原因は概ね同じなので対策方法も同じものとなります。両者とも対策としてはセーフモードでの起動やBIOSの初期化が推奨されますので、まずはセーフモードで起動し、OS及びドライバーの更新をしましょう。それでも直らない場合は、マウスやキーボードなどの周辺機器を一度全て外して再起動してみることをおすすめします。また、極めて稀ではありますがウイルス対策ソフトがOSのシステムに干渉してこういった悪さをすることがあります。疑わしい場合はそれもアップデートしておきましょう。

 

ブルースクリーン(BSOD)

パソコンを日頃からよく使う方なら一度は経験しているであろうブルースクリーン(通称ブルスク)です。操作中にいきなり機械的な真っ青な画面になって操作不能に陥るため、はじめて見た方は混乱必至だと思います。原因として考えられるのは処理能力の限界を超えた際のCPUの熱暴走であったり、OSのシステム上の不具合(起動に必要なファイルの破損など)です。しかしエラーコードが非常に多いため、唐突に発生した場合の原因を究明するのはかなり困難だと思ったほうがよいでしょう。そして、一度発生した場合はその後も頻発する危険性があります。なので安全なうちにデータのバックアップをしておくことをおすすめします。

ブルースクリーン

▲ブルースクリーンはいつ見ても慣れないものです。なるべく焦らずにエラーコードをメモして調べられるようにしておきましょう。

パソコンのエラーコードを解読

一般的なエラーコードとその意味

・A Disk Read Error Occurred

これはパソコン起動時に、パソコンが動くための基本的な仕組みを読み取ろうとして失敗したときのエラーです。原因としては、マザーボードの電池切れかファイルシステムやフォーマットの破損が考えられます。知識が豊富な方であればご自身で復旧させることも可能ですが、この場合、かなり高度な知識と経験が必要になりますので、まずこのエラーが起きてしまった場合はパソコン修理店に修理を依頼しましょう。

 

・NTLDR is missing

これはWindowsを起動するために必要なファイルが見つからないというエラーです。原因として考えられるのはNTLDRファイルの削除又は破損、HDDのデータ破損、BIOS情報の書き換えなどですが、このコードは偶発的に起こる非常に厄介なものでもあります。HDDの増設及びパーティション分割の設定時にも稀に発生するようです。対策としては回復コンソールでNTLDRファイルをコピーし、セットアップCDでWindowsを起動します。この場合、WindowsのセットアップCDが必要となります。セットアップCDがそもそもない、一人で行うのは難しそうと思った場合はぜひ弊社までご連絡ください。

 

・Operation System not Found

これはBIOSがHDDを認識していない際のエラーコードです。主に同時接続されている他のHDDやSSD、USBメモリなどが干渉して起こると言われています。周辺機器を一度全て外してから再起動してみましょう。また、これも「A Disk Read Error」と同様にHDD故障などが原因の場合は、早めに修理店に相談した方がよいでしょう。

 

・Disk Boot Failure

これはBIOSがOS及びHDDを見つけられない際のエラーコードです。原因としては主に物理障害やデータ破損、あるいはウイルス感染やBoot設定のミスなどがあります。これも上記と同じような対策の他、HDD全体のウイルスチェックなどを行いましょう。リカバリーを行えば正常に戻る可能性もありますが、その場合はデータが全て消えるので必ずバックアップをしておきましょう。

 

上記の4つはどれもHDDの不具合に関するエラーコードですが、買い替えを決断するのは最終手段です。そこに至るまでにまずは以下の項目を順に確認していってください。

 

1.他のパソコンに外部HDDとして接続して認識するかどうか確かめる(接続時にデバイス一覧に表示されれば問題なし)

2.管理画面で認識できたらデータのバックアップをしておく

3.認識できなかった場合はUSB接続に問題がないか再度チェック

 

認識を確認する方法は「スタート」→「コンピュータ」を右クリック→「記憶域」→「ディスクの管理」と進みます。ディスクの管理画面に進むと接続されている記憶デバイス(HDDやUSBメモリなど)が表示されるので、その一覧に確認したいHDDが表示されているかどうか見てみてください。各ドライブにはCやDといった頭番号が振られているので、それが指標になります。ここでも全く反応がなければHDDの物理的な不具合がほぼ確定です。

▲「スタート」→「コンピュータ」を右クリック→「記憶域」→「ディスクの管理」で自分が接続したHDDが認識されているか確認しましょう。

POST画面のエラーコード

・HDD S.M.A.R.T. Status Bad

これはHDDのスマート情報(状態)による問題を示すエラーコードです。このエラーコードはHDDが完全に故障していることを示すため、言わば末期状態です。一刻も早くデータのバックアップを済ませましょう。しかし、完全バックアップは非常に時間がかかるので作業中に壊れる危険性もあります。まずはシステム系ではなく文書や画像ファイルのような身近なデータを他所に移した方がよいでしょう。

 

・Low Battery

マザーボードの電池が切れている状態を示すエラーコードです。マザーボードには電源ユニットとは別にボタン電池が内蔵されており、これは電源オフ時でもBIOSデータを正確に保つために存在しています。10年以上もつよう設計されている部品ですが、使用頻度や環境によっては稀に数年で消耗してしまうこともあるので注意しましょう。

 

・CPU Fan Error

内蔵のファンが正常に動作していないことを示すエラーコードです。主な原因はコネクタ接続ミスか純正品以外のファンを使用している場合なので、自作パソコンでよく起こる不具合です。パソコン部品においてCPUファンはパーツを守る最も大事な部品です。もしファンが動作していなければ、CPUはひたすら高温に晒され続けて熱暴走を起こし、やがて壊れてしまいます。自作パソコンであれば部品ごとに買い換えることが可能ですが、メーカー製の場合はそう簡単にいかないので注意しましょう。

 

ブルースクリーンのエラーコード例

まず前提として、ブルースクリーンには以下の3つの原因が考えられます。

1.各種ドライバーの不具合

2.インストールしたソフトの干渉

3.HDDやメモリの不具合

1と2に関してはアンインストールやアップデートで簡単に対処できますが、3の場合はセーフモードで起動して診断ツールを利用しましょう。HDDのチェックと修復も同時に行うといいです。

・STOP Error 0x00000001

このコードが出たらドライバーに問題が起こっている可能性が高いです。まずは各種ドライバーのアップデートを確認しましょう。

 

・STOP Error 0x0000007E:

このコードが出たらアンチウィルスやファイアウォールソフトによるレジストリ問題であることが多いです。しかしこれはエラーハンドラーで特定することが出来ないコードなので、原因を完全に特定することはできません。また、初心者の方がレジストリをいじるのは極めて危険なので、まずは関連ソフトのアップデートやアンインストールで様子を見ましょう。改善しなければ修理店にて診断を依頼しましょう。

 

パソコンでお困りの際は修理店へ

電源が入らない場合や画面が映らない場合の対処法、そして故障に関連する各種症状やエラーコードなどをメインに紹介しました。対処法も紹介していますが、安易に関係のない設定を変更してしまったり、電源のオンオフを繰り返してしまうのは故障の症状を更に悪化させてしまう可能性があります。自分の手に負えないと感じたら何もせずに修理店を頼るのが賢明でしょう。

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