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HPのパソコン回収方法は?主な処分方法や下取りプログラムについて解説

更新日:2024年02月22日
HPのパソコン回収方法は?主な処分方法や下取りプログラムについて解説
HPのパソコンが壊れたり買い替えで不要になったりした時は、回収してもらう必要があります。

HPでは公式に下取りプログラムも提供されていて、手軽にパソコンを処分できます。

この記事では、HPのパソコンを処分する方法や下取りプログラムについて解説します。
監修者:西村 敏正
西村 敏正
NPO法人ⅠT整備士協会 理事
保有資格:パソコン整備士検定/社内IT整備士検定/デジタル庁 デジタル推進委員
2005年4月、パソコン修理関連会社に入社。関西圏を中心に年間1,000件以上のパソコン修理などデジタルトラブル対応を6年間実施。
その後、会員サポート事業の責任者として全国からの様々なIoT機器サポート対応を行うコンタクトセンター事業の立ち上げと運営に従事し、デジタル機器サポートのスキーム構築にも9年間携わる。
また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として、中小企業のDX化を促進するため法人向けの新たな資格制度を構築。

HPのパソコンが不要になった時・壊れた時はどうする? 主な処分方法

HP(ヒューレット・パッカード)製のパソコンを使っていて、壊れたり新しい機種へ買い替えたりした時は古い機種を処分することになります。

まずは使わなくなったパソコンの、主な処分方法を解説します。

中古ショップなどに売却する

HPのパソコンが不要になった時、まず検討することになるのは中古ショップやフリマアプリへの売却です。

パソコンの取扱がある中古ショップでは、お店にパソコンを持ち込んだり、出張で買い取りに来てもらったりすることで手放すことができます。

ある程度新しく、状態が良ければ高額で買い取ってもらえる可能性もあります。

反対に状態が悪かったり、発売から日が経っていて古くなってしまっていたりすると買取価格が下がってしまったり0円引取や買取不可になってしまったりすることもあるのでご注意ください。

パソコンは大きくて重量があるので、手間を掛けて買取を申し込んだのに値段が安かったり買い取ってもらえなかったりすると結果的に自身の負担が大きくなってしまいます。

Web上に買取価格が掲載されている店舗を確認するか、もしくは事前にある程度いくらで売れるかを見た上で買取サービスの利用を検討しましょう。

フリマアプリなどでの個人売買は、自分で値段を付けられるのがメリットです。

しかし相場より高いとなかなか売れず、いつまでも手元にパソコンがあるままになってしまう恐れがあります。

発送作業の手間がかかってしまうのも難点です。

状態の見落としや発送時の梱包ミスによる破損などがあるとトラブルになってしまうといった注意点もあるので、利用時は細かい部分まで気をつけなければいけません。

業者に回収してもらう

買取サービスの利用が難しい場合は、パソコンの処分を行っている業者に依頼して回収してもらうのもおすすめの方法です。

有料での回収になる業者もあれば、無料で引き取ってもらえる業者もあります。

パソコンは大きくて重いので、自宅まで引き取りに来てくれるなど手軽に手放せるシステムが整っている回収業者に依頼するのがおすすめです。

買い替え時に下取りに出す

パソコンメーカーの中には、新しい機種への買い替えを行った際に手持ちの古い機種を下取りに出せるものもあります。

下取りに出すことである程度の資金を回収できれば、買い替え費用が浮くのでお得です。

中古ショップへの売却と合わせて、下取りサービスの利用も検討してみましょう。

古いパソコンを処分する時の注意点

古いパソコンを処分する際は、いくつか注意したいポイントがあります。

それぞれ解説するので、事前にしっかり確認しておきましょう。

粗大ごみとして勝手に処分することはできない

壊れたり買い替えたりして使わなくなったパソコンは、基本的に粗大ごみとしてそのまま捨てることができません。

もちろん、通常の可燃ごみや不燃ごみとして捨ててもいけません。

自治体の指定に従って、処理施設に持ち込んだりメーカーに依頼したりなどの方法で正しく処分する必要があります。

売却や捨てる時はデータの消去も重要

パソコンを捨てたり中古ショップやフリマアプリで売ったりする際は、ハードディスク(HDD)内のデータを忘れずに消去しなければいけません。

データが残っていると、購入者や捨てたパソコンを勝手に拾った人が中を覗いて個人情報などを読み取られてしまう恐れがあるためです。

パソコンの標準機能でデータを消去、より万全にデータを消したい場合は専用の消去ソフトなどを使ったり、ハードディスクを破壊したりするなどして復元ができない状態にしてから手放しましょう。

回収をしてもらう場合も、データ消去を正しく行ってもらえる業者を選ぶことが大事です。

中古ショップに売却する場合も、店舗によってはお店側でデータ消去をしっかり行ってもらえる場合があるので、安心して手放したい場合はセキュリティ対策が万全な店舗を選びましょう。

回収してもらう際は処分費用に注意!

パソコンを処分する際は、回収費用がかかってしまう場合もあります。

売却する場合でも、送料やサービスの手数料などは発生する場合があります。

事前にいくらくらいの処分費用がかかるのかをしっかり確認しておきましょう。

なお2003年10月以降に発売された「PCリサイクルマーク」付きのパソコンやモニターであれば、メーカーに依頼すれば費用無しで回収を行ってもらえます。

PCリサイクルマークがないパソコンは、回収業者を利用する場合有料での処分となってしまうのでご注意ください。

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HPではパソコンをお得に回収してもらえる下取りプログラムを実施中

HPでは、パソコンを下取りに出せるプログラムが実施されています。

手持ちのパソコンが不要になった場合に利用できる、HPの下取りプログラムについて解説します。

新規にHPの個人向けパソコンを購入する必要がある

HPの下取りプログラムを利用できるのは、新しくHPが販売している個人向けのパソコンを購入した人です。

下取りに出すパソコンがHP製である必要はありませんが、HP以外で新しいパソコンを購入した場合に下取りサービスを利用することはできません。

またHPパソコンの購入から1ヶ月以内の申込みが必須条件となっているので、時間が経ってしまうと下取りを行えなくなってしまうことにもご注意ください。

セキュリティ対策も万全

HPの下取りプログラムでは専門業者がデータの消去やハードディスクの破壊といった対策を行うので、個人情報が漏れてしまう心配がありません。

業者が作業を行うため、自分でデータ消去ソフトなどを利用する手間もかかりません。

セキュリティ対策を万全に行いつつ手軽にデータ消去を行えるのは、HPの下取りプログラムを利用するメリットです。

HPの下取りプログラムを利用する手順

HPの下取りプログラムを利用する際は、正しい手順に従って手続きを進めましょう。

まずはHPの個人向けパソコンを購入する必要があります。

機種はノートパソコンとデスクトップパソコンのどちらでも大丈夫です。

法人向けの業務用パソコンは下取りプログラムの対象外になってしまうので、必ず個人向けの機種を購入しましょう。

パソコンが自宅に届いてから1ヶ月以内に、専用Webサイトから下取りの申込みができます。

お届け前の下取り申し込みはできないので、購入直後の申し込みはできないことにご注意ください。

申込みを終えたら、必要書類を用意しましょう。

必要書類は主に3つで、まずは健康保険証や運転免許証、学生証のコピー、または発行から3ヶ月以内の住民票の写しといった身分証明書を画像としてアップロードする必要があります。

18歳未満が下取りを申し込む場合は、親権者の同意書も必要です。

そしてHPが発行している保証書のコピー、納品書またはレシートのコピーを合わせて提出する必要があります。

申込後は引取業者にパソコンを渡せば、提携会社による査定が行われ下取りのキャッシュバック額が書類到着から1ヶ月程度で振り込まれます。

HPの下取りプログラムにおける注意点

HPの下取りプログラムには、いくつか注意しなければいけないポイントもあります。

それぞれ確認し、万全の準備を整えたうえで下取りを申し込みましょう。

引き取ってもらったパソコンの返却は不可

下取りプログラムで引き取ってもらったパソコンは、返却されません。

本当に必要ないパソコンのみを下取りに出しましょう。

液晶ディスプレイのみでの下取りは不可能、不用品の引き取りも不可

HPの下取りプログラムで液晶ディスプレイを下取りに出せるのは、パソコンの本体も下取りに含まれる場合に限られます。

液晶ディスプレイ単体での下取りは行っていません。

またその他の不用品の引き取りにも対応していないので、合わせてご注意ください。

新規購入1台につき1台の下取りが可能

HPの下取りプログラムでは、HP製パソコンの購入1台につき下取りに出せるパソコンの数も1台に限られます。

不要になったパソコンが複数台あっても、下取りに出せるのは新しいパソコンを複数台購入していない限り1台までとなることに気をつけましょう。

下取り対象機種・価格はKAIMASUのWebサイトより確認できる

HPの下取りプログラムで下取りに出せる対象機種と価格は、提携会社であるKAIMASUの公式Webサイトから確認できます。

自分の持っているパソコンが下取り可能なのか、いくらくらいでの下取りになるのかを知りたい場合は、サイトより検索を行ってみましょう。

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HPではPC本体やディスプレイの回収・再資源化も行っている

HPの公式サイトでは、下取りプログラムだけでなくパソコンの本体やディスプレイ、キーボードなどの付属品を回収したり再資源化したりするサービスも提供しています。

HPだけでなく、Compaq、DECといったブランドも回収対象です。

PC3RのWebサイトより、回収を申し込める仕組みです。

ただし申込みから回収までには10日前後かかってしまうので、利用の際は早めに手続きをおこなわなければいけません。

PCリサイクルマークが付いていないパソコンを回収してもらう場合は、ノートパソコンの場合1台3,300円などの回収再資源化料金と振込手数料がかかってしまうことも要注意です。

HP以外の業者にパソコンを引き取ってもらうこともできる

不要になったパソコンの回収は、HP以外の様々な業者も行っています。

メーカー純正のサービスにこだわらないのであれば、他の業者を利用するのもおすすめです。

壊れたパソコンを修理したい場合は、パソコン修理EXPRESSへご相談ください

パソコンが壊れてしまっている場合、買い替えをせずできれば修理をして今後も使い続けたい場合もあるのではないでしょうか。

下取りや売却などをして新しいパソコンに買い換える場合は膨大な費用がかかってしまいますが、修理なら数千円などの修理代のみに出費を抑えられるのも魅力です。

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日本全国に300以上の拠点があり、手軽に持ち込めたり、出張で素早く駆けつけて修理を行ってもらえたりするのが魅力です。(※2023年8月末時点)

パソコンの回収でなく修理を依頼したい場合は、パソコン修理EXPRESSを活用してみてください。

不要になったパソコンの回収も行っている!

パソコン修理EXPRESSでは、不要になったパソコンの回収サービスも提供しています。

HPの下取りプログラムでは、HPのパソコンを新しく購入した人しかサービスを利用できませんでした。

パソコン修理EXPRESSなら、新しくパソコンを購入していなくても誰でも回収を依頼できるので安心です。

処分を依頼したパソコンはハードディスクの破壊などでしっかりセキュリティを対策したうえで、資源や中古パーツとしてのリサイクルが行われます。

回収後にデータが消去されるので、自分でデータ消去作業を行う必要がないのもメリットです。

パソコン本体だけでなく、モニターやプリンターなども回収してもらえるので、不要なアクセサリがたくさんあっても心配はありません。

不要になったパソコン回収を申し込みたい場合も、パソコン修理EXPRESSを活用してみてはいかがでしょうか。

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