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iPhoneの画面が暗くなる原因と対処法|明るさ調整の設定方法

更新日:2024年03月28日
iPhoneの画面が暗くなる原因と対処法|明るさ調整の設定方法
普段iPhoneを使用していて急に画面が暗くなる経験ありませんか?
突然画面の明るさが変わると故障を疑う方も少なくありません。
しかし、原因が故障のケースは少なく、iPhoneの設定で改善することが多いので対処方法を細かく解説していきます。
監修者:西村 敏正
西村 敏正
NPO法人ⅠT整備士協会 理事
保有資格:パソコン整備士検定/社内IT整備士検定/デジタル庁 デジタル推進委員
2005年4月、パソコン修理関連会社に入社。関西圏を中心に年間1,000件以上のパソコン修理などデジタルトラブル対応を6年間実施。
その後、会員サポート事業の責任者として全国からの様々なIoT機器サポート対応を行うコンタクトセンター事業の立ち上げと運営に従事し、デジタル機器サポートのスキーム構築にも9年間携わる。
また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として、中小企業のDX化を促進するため法人向けの新たな資格制度を構築。

画面が暗くなる原因

iPhoneを使用していて画面が暗くなってしまう原因のほとんどは故障ではなく、iPhoneの設定によるものであることが多いです。
また、誤作動であるケースはごくわずかなため基本的には各機能の設定を変更すれば対処することができます。

下記で画面が暗くなる原因として考えられるiPhoneの機能を紹介していきます。

明るさの自動調節機能

まず考えられるのは画面の明るさの自動調節機能です。
iPhoneには周囲の光を感知して、画面が見やすくなるように自動で調節する機能が搭載されています。

基本的に日中の屋外や電気の付いた部屋など周囲が明るければ画面も明るくなり、夜の屋外や就寝前など周囲が暗ければ画面も暗くなるようになっています。
そのため、布団に入ってiPhoneを操作しているときなどに画面が暗くなることがあります。

ダークモードに設定している

ダークモードとは画面全体を黒を基調とした配色にするモードのことで、ダークモードに設定することで画面全体が少し暗く感じるようになります。
初期設定ではライトモードが採用されており、白を基調とした配色がデフォルトに設定されているため特に変更をしていなければ常時ライトモードで使用することになります。
ライトモードは白い光が出ているため電池消費量が増えるだけでなく疲れ目の原因にもなるとされており、特に夜間はダークモードへ変更する方も少なくありません。

iOS13以降では日中はライトモードで使用し、日没後は自動的にダークモードへ切り替えができる機能が設定できるようになっているので、この設定をしている場合にはiPhoneが日没を判断して画面が暗くなっている可能性があります。

Night Shift(ナイトシフト)がオンになっている

ナイトシフトは夜間モードとも呼ばれる機能で、ディスプレイのブルーライトを抑えてくれる機能です。
この機能をオンにしていると自分が設定した時間になると自動的に画面の光が変わるため、少し暗くなったように感じることがあります。

自動ロック機能

自動ロック機能とは省電力やプライバシー保護のために採用されている機能で、画面を操作せずしばらく放置していると勝手に暗転し、スリープ状態のようになることを指します。
ネットサーフィンなど頻繁にiPhoneを操作している場合はあまり気になりませんが、料理中にレシピを見ているときなどしばらく画面を操作していないと意図せず暗転し、故障したように感じるかもしれません。

近接センサー

近接センサーとはiPhoneの画面上部に設置されているセンサーで、電話をするときに耳を近づけるなど物を感知すると誤操作を防止するために暗転するようになっています。
普段使用しているときには反応しないようになっていますが、Siriを使うときや電話がつながっているときに自動的にオンになるため、これらの状態で画面上部に手が近づいたときなどに急に暗転をして驚くこともあります。

原因別対処法

普段は便利なこれらのiPhoneの設定ですが、状況によっては使いにくく感じる場合もあります。
すべての機能は自分に合わせて調整することができるので使いやすくなるようにカスタマイズしましょう。

明るさの自動調節機能の設定方法

明るさの自動調節機能は設定アプリから変更できます。
「設定」→「アクセシビリティ」→「画面表示とテキストサイズ」の順で進み、「明るさの自動調節」をオンオフ切り替えで設定しましょう。
自動調整をオフにすると明るさが自動で調整されないため消費電力が増える可能性がある点は抑えておきましょう。

ダークモードとライトモード

ダークモードとライトモードの切り替えも設定アプリから変更できます。
「設定」→「画面表示と明るさ」の順で進み、「外観モード」を好みのモードへ変更しましょう。

時間帯によって使い分けたいという方はその下にある「自動」をオンにすることで切り替わる時間帯をカスタムスケジュールで設定をするか、日の出・日没に合わせるなど調整をしましょう。

ナイトシフトの設定方法

ナイトシフトの切り替えも設定アプリから変更できます。
「設定」→「画面表示と明るさ」の順で進み、「Night Shift」をオンまたはオフにしましょう。

ナイトシフトは時間指定で自動的に変更をするか手動で変更をするかを選べるだけでなく、光の色をもう少し冷たくするかまたは暖かくするかといった微調整もできるので自分好みに調整もしておきましょう。

自動ロック時間の設定方法

自動ロックも設定アプリから変更ができます。
「設定」→「画面表示と明るさ」の順で進み、「自動ロック」の時間を変更しましょう。

自動ロックが不要な方はなしに設定することも可能ですが、ロックを開いた状態で紛失した際に自動でロックされることがないため、中を見られてしまうおそれがあります。
そのため、不便に感じる方でもロックされるまでの時間を長くして調整するのがおすすめです。

センサー周辺の掃除

近接センサー付近が汚れているとセンサーを妨害して誤反応が起こる可能性があり、意図しないタイミングで暗転することもあります。
電話後にこまめに拭き掃除を行うようにしていれば誤反応を起こすほど汚れることはありませんが、屋外で使用するときにはホコリやゴミが付着してしまうケースもあるので定期的に掃除をしましょう。

また、画面保護を目的に貼っているフィルムがiPhone本体と合っていないなどが原因でセンサーの邪魔になっていることもあるので、製品に合ったものを購入して使用する、もしくは一度フィルムを剥がして再度正しい位置に貼るなどを試してみましょう。
画面やフィルムが割れていることが原因で誤作動が起こっている可能性もあるので、破損している場合にはフィルムの交換や本体の修理をおすすめします。

故障の場合は修理が必要

本記事では故障ではなくiPhoneの機能が原因で発生している画面が暗くなってしまう事象とその際の対処方法をまとめました。
上記のどれも当てはまらない場合にはiPhone本体が故障している可能性があるため早急に修理を行うようにしましょう。

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