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【初心者向け】Microsoft Edgeのおすすめの使い方を簡単にご紹介

更新日:2024年01月11日
【初心者向け】Microsoft Edgeのおすすめの使い方を簡単にご紹介
Windowsの標準ブラウザとして搭載されているMicrosoft Edge(マイクロソフト エッジ)。
機能が多くなかなか使いこなせないという方もいらっしゃるのではないかと思います。
本記事では初心者の方向けにEdgeのおすすめの設定や機能、便利な使い方などをご紹介いたします。
監修者:西村 敏正
西村 敏正
NPO法人ⅠT整備士協会 理事
保有資格:パソコン整備士検定/社内IT整備士検定/デジタル庁 デジタル推進委員
2005年4月、パソコン修理関連会社に入社。関西圏を中心に年間1,000件以上のパソコン修理などデジタルトラブル対応を6年間実施。
その後、会員サポート事業の責任者として全国からの様々なIoT機器サポート対応を行うコンタクトセンター事業の立ち上げと運営に従事し、デジタル機器サポートのスキーム構築にも9年間携わる。
また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として、中小企業のDX化を促進するため法人向けの新たな資格制度を構築。

Microsoft Edgeとは

Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)とはWindows 10以降標準搭載されるようになったWebブラウザの種類です。
長い間標準ブラウザとして採用されてきたインターネット・エクスプローラー(IE)と比べて現代的なデザインへと変更されました。
既定のブラウザを特に選択していない場合、インターネットを利用する際にはEdgeが優先的に起動することになります。

Edgeの特徴

インターネット・エクスプローラーと比較すると、現在主流として使用されているHTML5などの言語との互換性が向上しており、ページ表示速度が速くなっていることが魅力の一つです。
お気に入りのほかにもリーディングリストという「後から読みたいページの保存機能」が追加されています。

さらに快適にEdgeを使うためのおすすめ設定・機能

Windowsの標準ブラウザとして採用されているだけあり、EdgeはChrome、Safariに次いで3番目にシェア率の高いブラウザとなっております。
ここからはEdgeをさらに快適に使うためのおすすめ設定、おすすめ機能についてご紹介いたします。

よく見るページを記憶させる

よく見るページを表示中にアドレスバーの「☆」をクリックすると、そのページのアドレスをエッジの「お気に入り」に追加できます。
次回からは、右隣の「お気に入り」ボタン(☆と3本線を組み合わせたマーク)から表示されるメニューから選んで、呼び出せるようになります。

お気に入り登録画面では、登録される「名前」の編集や保存するフォルダーの変更ができます。
名前は、短くてわかりやすいものに変えると便利です。
以前使っていた「インターネット·エクスプローラー(IE)」の「お気に入り」のデータが引き継がれていない場合は後述する手順で、手動で引き継げます。

お気に入りを常に表示する

画面右上の星形に三本線が付いたボタン(「お気に入り」ボタン)→押しピンのマークをクリックすると、「お気に入り」の一覧が画面右側に固定表示されます。
また「お気に入り」のメニューで「…」ボタン→「お気に入りバーの表示」を選ぶと、「お気に入り」内の「お気に入りバー」に登録したページのアイコンとタイトルが並ぶ横長のバーが画面上部に表示されます。

IEから「お気に入り」を取り込む

画面右上の星形に三本線が付いたボタン→「…」ボタン→「お気に入りのインポート」を選びます。
表示された画面で「インポート元」を[Microsoft Internet Explorer]に設定してから、取り込みたいデータの種類を選択し、「インポート」をクリックします。
別のパソコンのIEからファイルとして「お気に入り」をエクスボートしてある場合は、「インポート元」を「お気に入りまたはブックマークのHTMLファイル」に設定して読み込みます。

後で読みたいページを保存する

アドレスバー右側の「+」と四角形を組み合わせた絵柄のボタンをクリックすると、画面右側に「コレクション」の画面が表示されます。
この画面には、自分の目的別に、表示中のページやメモを登録できます。
登録したページは見出しが下部に表示され、クリックすると、そのページが再び開きます。
また、表示中のページの一部(文章や画像)を選択した状態で、右クリック→「コレクションに追加」を選ぶと、選択した内容がコレクションに登録されます。

新しいタブを開いた時の表示を変更

まず、画面上段のタブの表示で、「+」ボタンを押して新しいタブを開きます。表示された画面で、右上の歯車ボタンをクリックすると、メニューが開き、表示内容を4種類から選択できます。
「シンプル」と「イメージ」は背景写真の有無が異なり、天気予報、検索窓、最近見たページへのリンク(クイックリンク)などが並び、最下段にはMicrosoft提供のニュースを表示するメニューが置かれます。
「ニュース」では、ニュースが大きく表示されます。
「カスタマイズ」を選ぶと、各表示項目を個別にオン/オフができます。

ページの印刷

画面右上の「…」(設定など)ボタン→「印刷」を選ぶと、印刷の設定画面が出てきます。
左側に設定項目が並んでおり、右側には印刷対象となる内容が表示されます。
印刷対象は、ページ全体の場合と、上部のタイトルやメニュー、横の広告などを省いた本文に相当する部分だけの場合があり、どちらが印刷されるかは、ページごとにEdgeが分析して決定されます。
印刷設定画面左側の設定項目は、印刷する部数や、用紙の向きといった基本項目のみですが、下にある「その他の設定」をクリックすると項目が増えて、拡大縮小、または、複数枚にまたがる長い記事を1枚の用紙に並べて印刷する、といった追加の設定が可能になります。

Edgeの便利な使い方

Edgeは使い方次第でさらに便利に使用できます。
知っているか知っていないかでインターネット使用に関するハードルの高さが変わってくるかと思いますので、ぜひこの機会に学んでおきましょう。

アドレスバーから簡単に検索

Edgeのアドレスバーは検索欄も兼ねており、キーワードを入力して「Enter」キーを押すだけでWeb検索ができます。
Web検索には、標準だとMicrosoftの「Bing(ビング)」が使われますが、変更も可能です。
「…」(設定など)ボタン→「設定」→画面左の「プライバシー、検索、サービス」→画面下方の「アドレスバーと検索」で表示される画面で、Googleなどに変更できます。

「通知を受け取りますか?」という表示は重要だと思うもの以外は原則的にブロック

たまに出る「通知を受け取りますか?」「通知を受け取る」といった表示は、Webサイトの側から新着情報などを知らせるメッセージを送ってよいか、という確認です。
許可すると、そのWebサイトを表示していないときでも、新しい情報を知らせるメッセージが表示されるようになります。
便利そうな機能ですが、実際には新しい情報が掲載されたことを逐一知らせてもらう必要はないかもしれませんし、通知機能を悪用して「ウイルスに感染しました」などと虚偽の警告を表示する詐欺行為も確認されています。
通常は「拒否」や「ブロック」を選び、本当に重要だと思う通知だけは「許可」「購読する」を選択するとよいでしょう。

パスワードは標準搭載機能を使用して記録しておく

Edgeには、ネットサービスごとに入力したID(会員名など)とパスワードを記録し、次回から自動入力する機能があります(記録や自動入力ができないWebサイトもあります)。
記録機能を無効にしたり、記録された情報を個別に削除したりする場合は、画面右上にある「…」(設定など)ボタン→「設定」→画面左の「プロファイル」→「バスワード」を選びます。
すると、パスワードの設定と一覧の画面に切り替わります。
「パスワードの保存を提案」を「オフ」にすると、自動記録機能が無効になります。
下には記録済みの情報が一覧表示され、個別にデータを確認できます。
パスワードは「●●●」で表示されますが、右の「目」のマークをクリックすると、実際の文字列に切り替わります。
またその右の「…」で表示されるメニューから削除することもできます。
これらの操作時には、本人確認のためWindowsにサインインしているユーザー名とパスワードの入力が求められる場合があります。

見たページの「履歴」を削除する

最近表示したページの履歴は、「…」(設定など)ボタン→「履歴」で表示される「履歴」画面で確認し、個別に右クリックして消去できます。
一定期間の履歴をまとめて消去したい場合は、その「履歴」画面の右上にある「…」(その他のオプション)ボタン→「閲覧データをクリア」を選ぶと、専用の画面が出ます。
この画面では、「閲覧の履歴」にチェックマークが付いた状態で「今すぐクリア」をクリックすると、上部の「時間の範囲」欄で選んだ期間中の閲覧履歴が削除できます。
別の項目にチェックが付いていると、それらの情報も同時に削除されるため、履歴だけを削除したいなら、他の項目のチェックは外しておきましょう。

もっとEdgeの使い方が知りたい・教えてほしいという方はぜひご相談ください

ここまでEdgeの概要とおすすめ機能等についてご紹介してきました。
「もっとEdgeを使えるようになりたい」「パソコンの使い方についてレクチャーしてほしい」という方はぜひパソコン修理EXPRESSにご相談ください。
パソコン修理EXPRESSではパソコンを初めて使用する方やもっとパソコンを使いこなしたいという方に向けてパソコン入門応用レッスンを行っております。
パソコン修理・サポートのプロがお客様のペースに合わせて、難しい用語を使用せずにレッスンを行います。
全国対応を行っておりますので、ご自宅へ駆けつけてお客様のいつもの環境やパソコンを使用してレッスンを行うことも可能です。

お問い合わせは年中無休で承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

Microsoft Edgeにまつわるトラブル事例

パソコン修理EXPRESSではMicrosoft Edgeにまつわるトラブルのご相談も数多くあります。
今回その中の一部にはなりますが、実際にあったトラブルの修理事例をご紹介します。

トラブル事例1

ウイルス感染でお困りのお客様よりご相談頂いた事例で、起動時にMicrosoft Edgeにフィッシング詐欺サイトが張り付いてしまった状態でした。

そこで、Microsoft Edgeのリセット、ウイルススキャンをかけて削除を実施。
インターネット使用時に再発しないことを確認しました。

今後も再発多いようでしたらセキュリティーソフトの導入をお願いしますとお伝えし、作業完了としました。

事例に詳細についてはこちらのページをご確認ください。

事例:東京都大田区 ノートパソコンがウイルスに感染した/DELL(デル) Windows 10

トラブル事例2

こちらは一部のデータのみ印刷できないというトラブルでお困りのお客様からのご相談です。

診断した結果、Microsoft Edgeを利用して印刷するように設定がされていましたが、お客さまのパソコンではMicrosoft Edge利用の印刷はエラーになることが判明しました。

そこで、パソコンにAdobe Acrobat Reader DCをインストールして設定を変更することで正常に印刷ができることを確認。
また、パソコン内部の不要なファイル削除や電源投入後に自動起動するプログラムを一部停止する作業を行いました。

事例の詳細についてはこちらのページをご確認ください。

事例:佐賀県佐賀市 ノートパソコン 確定申告のデータだけ印刷できない/NEC Windows 10

これ以外にもMicrosoft Edgeにまつわるトラブルのご相談はございます。
パソコン修理EXPRESSでは「パソコン整備士」の資格を取得したプロが丁寧にサポートします。

もしもMicrosoft Edgeでお困りのことがございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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