【Windows】黒い画面のまま起動しない理由は?すぐに直せる対処法を紹介
NPO法人ⅠT整備士協会 理事
その後、会員サポート事業の責任者として全国からの様々なIoT機器サポート対応を行うコンタクトセンター事業の立ち上げと運営に従事し、デジタル機器サポートのスキーム構築にも9年間携わる。
また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として、中小企業のDX化を促進するため法人向けの新たな資格制度を構築。
パソコンを扱っていて「黒い画面のまま起動しない」という経験をしたことがある人は少なくないでしょう。
そんな時こそ冷静に状況を見ながら対処しましょう。
この記事では、対処法や原因、操作上の注意点などをわかりやすく解説します。
パソコンが黒い画面で起動しない時の対処法6つ
パソコンの画面が真っ暗なままで進行しない場合、いくつかの対処法があります。
状況次第で必要な対処は異なるため、パソコンの状態を確認しながら試しましょう。
起動するまで待機する
電源を入れてランプが点くなど、パソコンが動いているにもかかわらず画面が黒いまま進行しないなら、起動に時間がかかっている可能性があります。
WindowsなどのOSがアップデートした直後だと、新規プロセスの立ち上げ処理が入ることがあり、基本的に起動時間が長くなります。
パソコンの性能次第ではアップデート処理が半日以上の長時間におよぶこともあるので、この場合はとにかく待機して様子を見ましょう。
パソコンの充電・接続状況を確認する
電源ボタンを押しても一切反応しない場合、電源ケーブルが抜けていないか確認しましょう。
コンセント・プラグにくわえ、パソコン本体側の接続が外れていることもあります。
ノートパソコンの場合はバッテリー切れというケースも考えられるので、充電ケーブルを差して起動してみてください。
ちなみにノートパソコンなどのモバイル機器は長期間使用していないとバッテリーが機能しなくなることがあります。
操作しない間にも内部回路で電力が消費され、少しずつバッテリーは放電しています。
電力を完全に失った「過放電」状態になるとバッテリーが機能を保てず、充電できなくなってしまいます。
この場合、バッテリーを交換する必要があります。
モバイル機器を長期間使用せずに保管する時は、バッテリーを外しておくとよいでしょう。
USBが接続されていないかを確認する
OSが古いパソコンを使用している場合、周辺機器が接続されているせいでパソコンの起動に影響が出ているかもしれません。
USBメモリやCD、DVDなどの記録メディアが差し込まれたまま電源を点けると、接続機器の読み込みが優先されて起動時の処理が遅くなるほか、ソフトウェアが正常に読み込まれないこともあります。
なるべくUSB接続機器を取り外した状態で再起動してみましょう。
正常にパソコンが起動したのを確認した後で接続すれば、周辺機器を平常通り使用できます。
ディスプレイが故障していないかを確認する
パソコン本体の電源が点いているのに画面に変化が起こらない時は、ディスプレイの状態を確認しましょう。
ディスプレイの電源が落ちているか、パソコンとの接続が切れていて画面表示できない可能性があるため、まずはケーブル接続とディスプレイの起動を確認してください。
ケーブル接続してもディスプレイの電源が入らない、画面表示が出ない場合は、ディスプレイの故障が考えられます。
別のディスプレイで接続してパソコンの画面が表示できるか試してみましょう。
HDMIなどの接続端子が合うものならテレビでも画面出力を試すことができます。
ほかのもので問題なくパソコンが起動できるならば、ディスプレイを交換しましょう。
ノートパソコンでも同様に、外部ディスプレイへ接続すれば本体ディスプレイが故障しているかどうかを確認できます。
ノートパソコンの画面が故障した場合、液晶部分を交換して修理する必要があります。
ショートカットキーでリセットする
パソコンが起動していれば、画面が黒いままの状態でもショートカットキーなどの操作を受け付けていることがあります。
重い処理が原因で画面が動かない場合は、再起動することで処理がリセットされ、動作が改善するかもしれません。
Windows 10なら「Ctrl」、「Alt」、「Delete」キーを同時押しして、切り替わった画面右下の「電源マーク」から再起動できます。
ほかにも「Windowsキー」、「Ctrl」、「Shift」、「B」を同時押しすると、ディスプレイドライバが強制的に再起動されます。
ドライバと呼ばれるソフトウェアのうち、画面表示を行う処理のみをリセットできます。
強制的に再起動する
パソコンの電源が点いているのに、ここまでの方法で改善しない、操作を受け付けないという場合は強制終了が必要になることもあります。
強制終了は本来の終了処理を行わないため、いくつかのリスクがあります。
パソコンがデータの読み書きをしているタイミングだと使用中のデータを失う可能性があるので、強制終了する前にハードディスクのアクセスランプが点滅していないことを確認しましょう。
またアップデート中など、システムデータの書き換えを行っている時はWindows自体に不具合が生じることもあるので、強制終了は避けてください。
Windows 10であれば、電源ボタンを長押しすることで強制終了されます。
パソコンの電源を落とした後は、再度起動する前に10秒以上の時間を置きましょう。
強制終了直後に電源を点けるとハードウェアに負荷がかかり、内部パーツが破損することもあります。
\ 諦める前に、プロに相談!/
パソコン修理のサポート内容を見るパソコンが黒い画面で起動しない時の理由
パソコンが起動しない時、原因によってはパーツ交換などの修理が必要になることもあります。
パソコン本体機器や構成部品を指す「ハードウェア」と、プログラムなどパソコンを動かす「ソフトウェア」の両面から、よくある原因を紹介します。
ハードウェアの原因
各パーツの性能不足など、ハードウェアの問題でうまく起動できない場合があります。
ここでは4つのハードウェア部品について説明します。
どの部品も動作には必須なので、どれかひとつでも故障すればパソコンが正常に動作しません。
CPUの容量が足りていない
CPUの性能はパソコンの処理速度を左右します。
容量などの能力が不足している場合、処理に時間がかかることでパソコンの起動が遅くなり、画面が黒いまま進まなくなる原因になります。
2021年11月現在、使用されているCPUの代表的なものとしては、Core i7、Core i5、Core i3、Celeron、Pentium、Atomなどがあります。
基本的にCoreシリーズは数字が大きいものほど処理が速く、Celeron、Pentium、Atomは比較的安価で性能が低い部類です。
CPUを高性能なものと交換することで、動作が改善することがあります。
一方でCPUを組み込むマザーボードの規格に合うか確認する必要があったり、接続部にグリスを塗る必要があったりと、比較的交換作業の難易度が高いパーツです。
またノートパソコンはCPUの交換を前提にしていない構造の場合が多いです。
パソコンの部品交換に抵抗がなく、作業の経験がある人におすすめの方法です。
自分で行うのは難しいと思う時は、パソコンの修理やメンテナンスを行う専門業者に相談しましょう。
メモリの容量が足りていない
メモリはパソコンの頭脳にあたるパーツで、主記憶装置を指します。
パソコンがプログラムを動かす時に必要なデータを一時的に保存する役割があり、スムーズな処理を行うために必要不可欠なパーツです。
処理を行う際の作業机にも例えられ、容量が大きいほど一度に多くの処理を実行できます。
一方で、処理の内容に対して容量が不足していると動作が遅くなる原因となります。
Windows 10を搭載しているパソコンであれば、8GB以上のメモリ容量があれば快適に動くでしょう。
性能が不足している場合、メモリをパーツ交換・増設することで容量を増やすことができます。
メモリ基板をスロットに付け外しするだけなので、ほかのパーツと比べても交換作業は簡単な部類です。
一方で規格が合うか、性能は十分か、など確認の必要があるので、メモリを購入する際には注意しましょう。
ディスクの容量が足りていない
ディスクは文書や写真などのデータや、ソフトウェアを構成するファイルを記録する装置で、ストレージとも呼ばれます。
ディスクが容量不足を起こしていると書き込みができなくなり、わずかに容量が残っている場合でも読み書き速度が低下してしまうので、パソコンの動作が遅くなります。
ストレージは一般的にハードディスク(HDD)とSSDの2種類が使われています。
ハードディスクは容量のサイズに対して価格が安く、SSDは同じ容量でも高価なことが多いです。
一方でSSDはハードディスクより読み書きが速く、小型軽量で衝撃に強いなどの利点があります
ハードディスク搭載パソコンならば、SSDに交換することで読み込みを速くし、起動時やアプリケーション使用時の動作を改善できます。
交換する際はパーツの付け替えにくわえ、ソフトウェアの再インストールやデータの移行が必要になるので、バックアップを取るなどの準備をしましょう。
ソフトウェアの扱いに慣れた人におすすめです。
電源の容量が足りていない
パーツ交換を行った後にパソコンが起動しないなどの症状が出た場合、電源容量が不足している可能性があります。
電源ユニットはCPUやハードディスクなど、パソコン内のすべてのパーツに電力を送り込む役割があります。
電源容量が不足するとパーツの性能が十分に生かせず、パソコンが起動していても動作が遅くなることがあります。
パーツ交換時には各パーツに必要な電力量を確認し、それぞれを合算した要求量に対して十分な容量のある性能の電源ユニットを接続しましょう。
ほかにもソフトウェア上の設定であえて電力量を抑えて、性能を制限していることがあります。
節電や、発熱を抑えて製品寿命を延ばすための設定ですが、制限を外すことでパソコンの性能を高めることができます。
Windows 10であれば「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「電源オプション」で、電源プランを「バランス」から「高パフォーマンス」に変更できます。
「高パフォーマンス」の設定が見当たらない場合、「電源プランの変更」→「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
「詳細設定」の項目の中から「プロセッサの電源管理」を押すと、「最小のプロセッサの状態」と「最大のプロセッサの状態」があるので、どちらも100%に変更すればパフォーマンスが向上します。
ノートパソコンなどのバッテリー駆動時は、消費電力が増えるとバッテリーの消耗が激しくなるので、動作の安定した「バランス」を使用することをおすすめします。
充電時には「高パフォーマンス」で使用するように設定することもできます。
ソフトウェアの原因
ここからはソフトウェアに原因がある場合について解説します。
Windowsやアプリケーションは立ち上がる場合に可能な対処法もあわせて紹介しています。
OSのバージョンが古い
OSとはオペレーティングシステムの略称で、パソコンの動作、制御を行う重要なプログラムです。
WindowsもOSの一種で、7、8、10などのバージョンがあります。
OSは機能の追加や動作の改善、セキュリティ強化を目的として頻繁に更新され、アップデートを必要とします。
Windows 7以前のバージョンはすでに公式のサポート期間が終了していて、ウイルス感染などセキュリティの問題があってもアップデートで修正できません。
結果的にソフトウェアが正常に動作できず、パソコンの起動に影響が出ることがあります。
Windows 8以降の公式サポートが続いているバージョンにアップグレードすれば改善が見込める一方、動作のために要求する性能が高くなるため、OSとともにハードウェアを見直すのもよいでしょう。
セキュリティが担保されていない
セキュリティが十分でない場合、ウイルス感染が原因で処理が遅くなっているかもしれません。
また悪質なウイルスによってプログラムのデータが消えてしまい、パソコンが起動できなくなることもあります。
ウイルスはメールやWebページを開くことでパソコンに侵入し、勝手にパソコン内のデータを外部に送信したり、データを書き換えたりします。
プログラムを書き換えるなど致命的な悪影響をおよぼすようなものでなくとも、ウイルスの動作を処理するためにパソコンの機能が使われ、処理が遅くなることがあります。
インターネットの閲覧や業務に使用するパソコンにはセキュリティソフトを導入しましょう。
セキュリティソフトでウイルスが消去され、動作が改善することがあります。
また、セキュリティを強化することでウイルスの侵入を未然に防ぐことができます。
グラフィック性能が不足している
パソコンの画面表示にはグラフィック処理が必要です。
そのための性能が不足している場合、表示に時間がかかり、パソコンの起動時やウィンドウを開いた時の動作が遅くなる原因となります。
部品交換・増設で性能を高める方法もありますが、表示設定を変更することで負荷を減らせば動作を改善できます。
Windows 10であれば、「設定」→「個人設定」→「色」で、「透明効果」をオフにすれば、ウィンドウの透過処理がなくなるぶん負荷が軽減します。
パソコンが黒い画面で起動しない時の状況別対処法
電源を点けてもパソコンが正常に立ち上がらず、真っ暗な画面から進行しない時の原因とその対処法を状況別に紹介します。
メーカーロゴが表示されない場合の対処法
基本的にパソコンの電源を入れると、まず画面にメーカーのロゴマークが表示され、その後Windowsが起動します。
メーカーロゴが表示されない場合、ハードウェア部品の一部が破損している可能性があります。
メーカーロゴは「BIOS」と呼ばれるプログラムによって表示されています。
マザーボードに搭載されたBIOSがパソコンの各部品やOSの起動を制御することでWindowsが動作し、パソコンが起動する仕組みになっています。
そのためマザーボードやCPUなどの重要部品が破損した場合、BIOSが起動しません。
ディスプレイが故障している可能性もあるため、まずは「ディスプレイが故障していないかを確認する」をお試しください。
それでも表示が確認できない場合はハードウェア部品を交換するなどの修理が必要です。
ハードウェアは外見で故障を見分けるのが難しく、個人で修理するなら部品を一つひとつ交換して確認しなければ破損部品を特定できないため、メーカーやパソコン修理業者に依頼するのがよいでしょう。
メーカーロゴは表示されWindowsロゴが表示されない場合の対処法
メーカーロゴの表示の後にWindowsのロゴが表示されず、画面が黒いままになっている場合はハードウェアの故障か、プログラムが不具合を起こしている可能性があります。
こちらもBIOSが正常に動作していない状況なので、マザーボードやドライブ、メモリなどハードウェアの修理で改善する場合が多いです。
パソコンの修理を依頼しましょう。
なお「NTLDR is Missing」「A disk read error occurred」「SMART Failure Predicted on Hard Disk」などの文字が表示される場合、ハードディスクが故障しているか、ハードディスク内のシステムデータに不具合が生じている可能性が高いです。
ハードディスクが損傷した場合、交換して起動できても、通常の方法で内部データを取り出すことができません。
ハードディスクの破損が疑われる場合には、データ復旧に対応した業者に修理を依頼するのがよいでしょう。
どちらのロゴも表示された後、黒い画面になる
メーカーロゴとWindowsロゴが表示された後、黒い画面のまま進行しない場合、システムの不具合が原因として考えられます。
システムの不具合はスタートアップ修復で修正できることがあります。
何度かWindowsの立ち上げに失敗すると、自動的にスタートアップ修復が実行されます
なおWindowsがアップデートした後の起動時は、黒い画面にマウスカーソルだけが表示された状態が続くことがあります。
この場合は致命的な不具合ではなく、システムの立ち上げに時間がかかっている可能性があるので、強制終了などは行わずしばらく待機しましょう。
\ 諦める前に、プロに相談!/
パソコン修理のサポート内容を見るパソコンの画面が黒くなっている時の注意点
ここからは、パソコンの画面が真っ暗なまま起動しない時に注意すべきポイントを記載します。
再起動・通電の繰り返しを避ける
パソコンの動作が不安定な状況で再起動が有効な状況は多いです。
一方で、短時間に何度も強制終了や再起動を繰り返すのは危険です。
電源のON/OFFを行う際、ハードディスクに大きな負荷がかかるので、製品寿命を縮め、破損する原因となります。
また通電するだけでもハードディスク内のデータの読み書きが行われるため、一部のデータが不完全な状態で上書きされることがあります。
不完全になった文書や画像などのデータが読み込めなくなるほか、システムの不具合を起こす可能性もあります。
自身でOSの再インストールは行わない
システムの不具合が原因で起動できない場合には、OSの再インストールで復旧する方法もあります。
一方でOSのインストールを行うためにはハードディスク内の既存のデータが上書きされてしまうので、データが消えてしまうリスクがあります。
上書きされたデータを復旧することはほぼ不可能なため、内部データの回収を目的として修理する場合には、再インストールを行う前にパソコン修理業者にデータ復旧を依頼しましょう。
過度な強制終了は避ける
パソコンの起動中、ハードディスクはほぼ常時読み書きを行っています。
読み書き中に強制終了が行われた場合、一部のデータの更新が完了しないまま動作を停止させることになります。
結果として、内部データやプログラムに不具合が生じ、消えてしまう可能性があるので、強制終了はなるべく避けたほうが安全です。
パソコンの画面が黒くならないように普段からできること
この項目では、パソコンの画面が黒い状態のまま困ることがないように、日常からできることを説明していきます。
ディスククリーンアップを定期的に実施する
ハードディスクの読み書きに不具合を起こさないためにも、なるべくハードディスク容量には余裕をもたせて使用しましょう。
画像や動画などのデータを外付けディスクなどに移行することでもハードディスク容量を空けることが可能ですが、「ディスククリーンアップ」を行うのがおすすめです。
Windows 10であれば、「エクスプローラー」の「PC」からドライブを一覧表示します。
クリーンアップしたいドライブ(例えばWindows(C;))を右クリックして、「プロパティ」を開き、「全般」タブの「ディスクのクリーンアップ」を開きます。
一時ファイルなどの項目を選択して「OK」をクリックすれば、不要なデータが削除されます。
一時ファイルはインターネットの閲覧時などで複数回行う読み込みを短縮するために、データを保存しておいて即時に読み込めるよう作成されるファイルです。
本来は読み込み処理を軽減するためのデータですが、ディスクを圧迫する原因にもなるため、定期的にクリーンアップで削除すると容量に空きをつくることができます。
複数アプリケーションの起動を避ける
アプリケーションを立ち上げていると、使用していなくてもメモリを消費し、パソコンに負荷をかけます。
多数のウィンドウを同時に開いていると、それだけでメモリ不足に陥る可能性があるため、使用後はなるべく閉じる癖を付けましょう。
パソコンの定期メンテナンスにパソコン修理EXPRESS
パソコンの処理が遅い、起動しないという症状の多くは、ハードウェア・ソフトウェアの両面で定期的なメンテナンスを行うことで未然に防ぐことができます。
一方で問題が発生した時、解決するために設定や修理をしているうちにかえって故障リスクを高める可能性もあります。
パソコンのメンテナンスや修理を行う時は、専門業者に相談するのがおすすめです。
パソコン修理EXPRESSは、パソコンの不具合修理や部品交換による性能向上を専門とする会社です。
全国各地に拠点があるので持ち込みで依頼しやすく、出張修理にも対応しています。
パソコンの画面が黒いまま起動しない時はパソコン修理EXPRESSに依頼しましょう。
パソコンが黒い画面のまま起動しない時は、ハードウェア、ソフトウェアごとにさまざまな原因があります。
ハードウェアが原因の場合はパーツ交換が必要となったり、ソフトウェア原因でもデータが消失する危険があったりと、状況によっては個人で修理するのが難しいことも多いです。
パソコンが起動できなくなる前に、定期的なメンテナンスを行うことで、故障を未然に防ぎましょう。
メンテナンスや修理を依頼したいときは、パソコン修理EXPRESSにぜひご相談ください。
黒い画面のまま起動しないトラブルの修理事例
パソコン修理EXPRESSでは数多くのパソコントラブルのご相談を頂いております。
その中でも画面が黒い画面のまま起動せずにお困りの方からのご依頼・修理事例の一部をご紹介します。
修理事例1
こちらの事例では、本体のランプは点灯しているが、映像が何も表示されず黒い画面となりお困りのお客様からのご相談です。
症状を確認すると、電源ランプが点灯していてもメーカーロゴすら表示されず、起動音も鳴らない状態をでした。
内部の基盤に外傷は見当たりませんでしたが、最小構成での起動試験や放電による復旧を試みても症状に改善が見られないことから、内部メイン基盤の故障の可能性が非常に高いと判明しました。
お客様に原因や対処法をご説明した結果、ご要望により今回は修理せずにデータ復旧を行いました。
こちらの事例の詳細は以下のページをご確認ください。
修理事例:三重県四日市市 ノートパソコンが起動しない/レノボ Windows 8.1/8
修理事例2
こちらの事例はWindowsではなくMacでパソコンが起動せずにお困りのお客様からのご相談です。
詳しく診断した結果、HDDの劣化が原因でパソコンが起動しない事が判明しました。
そのため、新しいSSDを販売・交換を実施し、無事に起動することを確認し作業完了としました。
修理事例の詳細についてはこちらのページを御覧ください。
修理事例:埼玉県久喜市 デスクトップパソコンが起動しない/Apple macOS Mojave
修理事例3
こちらの修理事例は電源ランプは点灯しているが画面には何も映らない状態でお困りのお客様からご依頼を頂きました。
一度強制終了した後の再起動でも改善せず、USBの外付けハードディスクを外した状態で起動すると、画面は映りましたが黒線が入ってる状態を確認。
そのため、メモリとCMOS電池を一度取り外して放電作業を実施しました。
再度時刻設定をして、正常にパソコンが起動できることをお客さまとともに確認しました。
事例の詳細についてはこちらのページをご確認ください。
修理事例:東京都港区 デスクトップパソコンが起動しない/Acer Windows 10
このように、黒い画面になったまま起動しない症状でお困りのお客様も少なくありません。
パソコン修理EXPRESSでは「パソコン整備士」の資格を取得したプロがしっかりと修理を行います。
同じ症状・トラブルでお困りの際はいつでもお気軽にご相談ください。
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