【Surface】初期設定方法は?手順や注意点を解説!
快適に利用するために、他にも必要なものを準備したり、色々な設定を施したりすることも重要です。
この記事では、Surfaceを購入したら行いたい各種初期設定について解説します。
NPO法人ⅠT整備士協会 理事
その後、会員サポート事業の責任者として全国からの様々なIoT機器サポート対応を行うコンタクトセンター事業の立ち上げと運営に従事し、デジタル機器サポートのスキーム構築にも9年間携わる。
また特定非営利活動法人 IT整備士協会の理事として、中小企業のDX化を促進するため法人向けの新たな資格制度を構築。
Surfaceを入手したら、初回起動時に初期設定が必要
Microsoftが販売しているパソコン・SurfaceにはWindows10や11といったOSが搭載されていて、購入してから初めて起動した時は初期設定を行う必要があります。
初期設定を行うことで、自分が快適にSurfaceを使うための環境を整えることが可能です。
なお中古でSurfaceを購入した場合は初期設定が完了した状態になっているケースもありますが、設定アプリの「更新とセキュリティ」→「回復」より「このPCを初期状態に戻す」を選べば初期化を行って初期設定からやり直すことができます。
しっかりとすべての設定を自分に合うようにカスタマイズするため、Surfaceを中古で手に入れた場合も初期設定の段階から自分で設定を行いましょう。
Surfaceの初回起動~初期設定の流れ
Surfaceの電源を初めて入れた時に、自動で初期設定画面が立ち上がります。
Surfaceにおける初期設定の流れについて、解説します。
基本的に画面の指示に従って進めればOK
Surfaceの初期設定にはとくに難しいところはなく、基本的に画面の指示に従って進めればあっという間に完了します。
主にMicrosoftアカウントを登録したり、セキュリティ対策のために「Windows Hello」の設定をしたりなどのかんたんな設定を行っていけば完了です。
インターネット接続の設定も初期設定時にすぐ行えるので、自宅にWi-Fi環境がある場合は一覧から選択・パスワードを入力して接続を済ませましょう。
設定が終わるとしばらく「Windowsの準備をしています」といった待機画面が表示された後に、デスクトップ画面が表示されて自由にWindowsを利用可能になるしくみです。
Surfaceでは顔認証の設定ができる
SurfaceにはWindows Helloという機能が搭載されていて、設定することで起動時のログインを簡単に行えるようになります。
基本的に4桁の短いPINや顔認証を選択可能で、指紋認証センサー付きのタイプカバーなどを別途購入して接続済みだったり本体自体が指紋センサーを搭載していたりすれば指紋認証での起動もできます。
セキュリティ対策を行わず、誰でもSurfaceを起動できる状態だと、万が一盗まれるなどして誰かに勝手に触られてしまった時に個人情報を抜き取られるなどの危険があるため大変です。
Windows HelloをSurfaceにしっかり設定し、不正に利用される心配がない万全な状態にしておきましょう。
なお初期設定時は設定をしていなくても、後から設定アプリの「アカウント」内にある「サインインオプション」よりWindows Helloを設定できます。
システムのアップデートを忘れずに!
Windowsでは、定期的に内部プログラムなどの更新が行われます。
システムのアップデートを行うことで、セキュリティや不具合の改善、新しい機能の追加などが行われます。
初めてSurfaceを起動したら、忘れず設定アプリの「更新とセキュリティ」内にある「Windows Update」よりアップデートを行いましょう。
アップデートには時間がかかることもあるので、時間に余裕があるタイミングで行うことをおすすめします。
その他、普段使うアプリケーションなどのインストールも行う
Surfaceの初期設定が完了して自由に操作ができる状態になったら、普段使っているアプリケーションなどがある場合は合わせてインストールを行いましょう。
例えば仕事で使う編集ソフトや音楽管理などプライベートで使うソフトをインストールしていくことで、Surfaceでできることをたくさん増やせます。
Surfaceの初期設定における注意点・やっておきたいこと
Surfaceの初期設定を行う際に気をつけたいことや、合わせて行いたいおすすめの作業などについて解説します。
内容をそれぞれ確認し、必要なものを行いましょう。
Microsoftアカウントは事前に作成しておくのがおすすめ
Surfaceを利用するにあたって、パスワードリセットやオンラインストレージなどを活用するためにはMicrosoftアカウントを登録する必要があります。
初期設定時にアカウントを作成することもできますが、Microsoftアカウントを事前に他のパソコンなどで作成していればログインするだけで手順を終えられるのでスムーズです。
Surfaceを購入する際は、先にMicrosoftの公式サイトでMicrosoftアカウントの作成を終えておくことをおすすめします。
ウイルス対策を行う
Windowsパソコンでは、利用中にインターネット上などから悪質なウイルスなどが入り込んでしまう危険が常にあります。
事前にウイルス対策を行って、トラブルに備えましょう。
Windows10や11では標準の機能として、Windowsセキュリティというウイルス対策機能が備わっています。
アプリ一覧より「Windowsセキュリティ」を開き、「ウイルスと脅威の防止の設定」でリアルタイム保護などのウイルス対策設定をオンにしておきましょう。
必要に応じてキーボードやペンなどのアクセサリーも購入
Surfaceには、画面の操作やイラスト作成などで使えるペンや、外付けのキーボードなどのアクセサリーも販売されています。
必要に応じて各種アクセサリーを購入することで、より便利にSurfaceを使用可能になります。
トラブルに備えて回復ドライブを作成しておく
今後Surfaceの使用中にうまく動作しなくなるなどのトラブルが発生しても、事前に回復ドライブを作成しておけば正常な状態に戻せます。
Surfaceを購入したら、回復ドライブを作成しておきましょう。
回復ドライブは、タスクバーから「回復ドライブの作成」と検索すれば表示される「回復ドライブを作成する」といったボタンから作成できます。
外付けのUSBメモリなどを接続して、回復ドライブのデータを保存しましょう。
トラブル時は作成した回復ドライブ用USBメモリなどをSurfaceに接続することで、Surfaceのリセットを行えます。
One Driveなど、クラウドストレージを設定すればデータをしっかりバックアップできる
Surfaceには様々なデータを保存できますが、万が一Surface本体が壊れてしまったら内部に保存されているデータは消えてしまうかもしれません。
事前にOne DriveやGoogle Driveなどのクラウドストレージを設定し、大事なデータを保存していれば、Surface本体から消失したデータを復元できるので安心です。
電池持ちを長くするためにバッテリー設定をする
Surfaceを長く使うために、必要に応じてバッテリーの設定を行いましょう。
設定アプリの「バッテリー」より、バッテリー残量が一定を下回ったら「バッテリー節約機能」をオンにする設定をオンにしておけば、充電できない状況でもより長く作業を続けられます。
他にも、タイプカバーを利用している場合はキーボードに搭載されているライトの明るさを下げる、ディスプレイの明るさをできるだけ抑えるなどすることで電池持ちを長くすることが可能です。
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